Moe's diary

ロンドンでの子育て、日々感じたこと、学んだこと、記録

RED BOOK入手方法

意外と苦労したのがREDBOOK(イギリスの母子手帳)の入手方法。どこで手に入れられるのか、誰に聞けばいいかもわからなく、ブログ等で調べるも、なかなか情報を探し出せませんでした。わかったことは、駐在でくる方々は日系病院で予防接種をするようだ、ということ。イギリスで出産をした場合やイギリスで妊娠しNHSで検診を受ける人は産んだ時にHV(ヘルスビジター:保健師)から渡されるようですが、4ヶ月で渡英した娘の場合は、どこで手に入れられるかさっぱり分かりませんでした。予防接種の続きもありNHSで接種したい・1才児健診も受けたいと思っていましたし、万が一病気になりGPで病院にかかる場合はREDBOOKは必須!GPで聞いてみるとGPにHVの訪問日があるので、そこでHVに相談してとのこと。

 

後にわかったことは、登録したGPもしくは地域のチルドレンセンターに相談するとHVの連絡先を教えてもらえ、連絡をし入手方法を確認することでスムーズに入手が可能のようです。

 

私はGPのHVの訪問日にHVに相談すると、担当のHVが自宅に訪問しその時に手渡しするわ。とのことになりました。その場では、身長、体重を測り、心配事がないか?離乳食はマッシュしたものから始めるようにとの簡単な指導がありました。後日訪問のHVから日程調整の電話が入り、HVが訪問しました。どうやら子どもの月齢によって、HVが家に訪問し子どもの健康チェックをしてくれるようです。身長、体重を測ることはありませんでしたが、股関節の動きや、身体の様子をみてくれ、家での安全対策、地域のコミュニティーやチルドレンセンターのセッションを一通りはなしてくれ、RED BOOKを渡されました。その時に日本で接種していなかった*BCG接種の相談をし自治区のBCG接種チームの連絡先を教えてもらい、自分で連絡し娘は無事にBCG接種をすることができました。

 

 

なんだかんだGPで最初に聞いてみてからREDBOOKを手にするまで1ヶ月程かかりました。恐るべし、イギリスの取り組むスピードの遅さ!REDBOOKを手にする時、娘は7ヶ月になっていました。

 

*イギリスでは乳児のBCGの接種は受けられる地域が決まっています。結核の多い地域(ロンドンの一部地区を含む英国の一部地域)で出生した乳児に接種が行われています。また、結核の感染レベルが高い国から渡航した小児や(対象年齢0~16歳)、結核患者との接触があった小児など、高リスクであると考えられる場合には接種が行われます。

東ロンドンの場合、私の住んでいる地域はBCG接種の指定地域のため、娘は乳児での接種ができました。引越したばかりの時に、知り合ったイタリア人のママにこの地域は接種が出来ると教えてもらい、REDBOOKを入手する時にHVに接種したいと相談することができました。最初にGPでの予防接種の時にナースに相談したときは、GPの管轄外のためHVに相談するように言われました。因みに東ロンドンでも、隣の地域(自治区)では指定地域ではないため接種ができないようです。詳しくは、別のページに記事にします。