Moe's diary

ロンドンでの子育て、日々感じたこと、学んだこと、記録

チルドレンセンターの私が思う良いところと、学んだこと

私の行っているチルドレンセンターは、ナーサリー(保育園)が併設されており、施設の一部になっています。以前スタッフのひとりと話をしていたところ、スタッフはナーサリーからも良いところを学ぶことができ、チルドレンセンターとしての取り組みに入れたり工夫することができるから、とてもいい環境だと思うと言っていました。因みにそこのナーサリーは評判もいいので、通える範囲に住んでいる娘と私はラッキーですね。娘の1歳児&2歳児検診の時に、HVに近くのチルドレンセンターに行っているというと、とてもいいわね(社会性が育まれるわ)、しかもあなたが通っているチルドレンセンターに行っているなら安心ね、と言われることが多かったと思います。どのセッションでも、携帯を使用することはNG、写真もNGでトラブル回避や子どもと向き合うことを尊重しているように感じています。

 

私の住んでいる、この地域、通っているチルドレンセンターが開催するセッションは非常に充実しており、幸いなことに2か所で行われるチルドレンセンターの遊びのセッションの場所は、どこも家から徒歩15分-20分程度。その他、図書館での手遊び歌のセッションやベビースイミングのセッションがあり、近いと5分未満、スイミングは15-20分の徒歩圏内です。その他に、回数限定でベビーマッサージやベビーヨガ、単発のワークショップとしてトイレトレーニングやベッドタイムルーティン、Pediatric First Aidなどの講座が開催されたり、親同士の交流目的の集まりとしてBreast feeding café、Coffee morningが月に1回開催されたりしています。

基本的には全て無料で参加でき、ワークショップやベビーマッサージなど人数の枠が決まっている場合は予約が必要です。今年はクリスマス会にも親子で参加しました。娘は、クリスマスカードを作成したり、ツリーや冠にデコレーションをし、普段は出ないランチをみんなで一緒に食べたり、帰り際にプレゼントとして絵本を貰ったり、子ども用のクリスマスクラッカーをすると、マイブームで大好きな飛行機の小さいおもちゃが入っていたり、大満足で、娘もイギリスのクリスマス会を楽しみました。

 

娘が歩く前は、18ヶ月未満限定のセンソリーセッションや12ヶ月未満の限定のベビーグループのセッション、図書館の手遊び歌のセッションやベビースイミングに週に3~4回ほど参加していました。娘が18ヶ月以降になり歩くようになると、遊びのセッション、メッシープレイのセッション、手遊び歌のセッション、ベビースイミングに週4回ほど参加するようになりました。午前中遊びに行き、昼寝昼食のために一旦帰宅、午後からまたセッションに遊びに行くという分単位のハードスケジュール。娘の体調などによって行けない日があったりはしますが、なるべく参加するようにしています。

 

★有難いことに娘は2歳になるまで、ほとんど発熱や風邪をひくことがありませんでした。予防接種後は、副作用として発熱することもありましたが、その他は2歳までの2年間で発熱は2~3回のみで長くても2~3日で通常通り回復していたと記憶しています。あまり風邪をひかない体質だったため、午前も午後も、遊びに行き、昼寝を途中で起こしてでも、ハードスケジュールでもこなしていけたのではないかと思っています。因みに、2歳になる1週間前からビックリするほど様々な種類の風邪やウイルスにかかり、体調不良の日々が続いています。今は免疫をつけている時期だと思っています。

 

さて、私が思うチルドレンセンターやチルドレンセンターが開催するセッションの良いところや学んだことをまとめてみようと思います。

 

良いところ①

困ったとき、悩みを気軽に相談/雑談でスタッフや他のママ・パパに話ができること。
子どもが小さいうちは働かずに子育てに集中しているママさん、パパさんとの新しい出会いもたくさんあります。一期一会であることも。

チルドレンセンターでは他の子どもの成長具合も見ることができ、目安の一つになると思います。心配事で必要があるならHVに相談するように勧められることもあります。

私の場合は、娘がなかなか歩かない時もアドバイスをくれたり、娘のためにブログラムの参加月齢を変えてくれたりしました。

 

スタッフには、成長具合や個性は子どもによって本当に違うのよ!だから必要以上に心配する必要はないのよ!といつも口を酸っぱくして言われていました。特に、0歳~1歳(2歳)は、ほんとうに発達速度は様々だし、生れ月でできることに差がある時期。ほかの子と比べない、昨日までの子どもと今日の子どもの成長具合をみるのよ!と言われることが多かったです。私は、大雑把な性格な面があるので、娘が歩き出すのが遅かったりしても、気にしすぎることはなかったのですが、スタッフの言葉やママ・パパとの話で心配しすぎることがなかったのかもしれません。

 

1歳までは、子どものためという以上に、親の息抜きのためや気分転換のために、通うという認識でも間違いではないと私は思っています。

 

ロンドンは、コミュニケーションも非常に多い社会なので、見知らぬママと図書館やプレイグループでたまたま一緒になって、子どもが同じくらいの月齢だと自然に話が生まれやすいです。なかなか歩かないのよね~なんていうと、うちの子の場合もなかなか歩かなかったのよ、でももう5歳で周りと同じように走り回っているから大丈夫よ~なんて、声をかけてくれたりします。

そして、その場限りで話したママとは一期一会で二度と会わないことも多々あるのですが、偶然の会話から学びや、子どものタイミングがあるから焦る必要はないんだろうな~って思うことが出来ました。

そもそも、文化や人種が違うので多少周りと発達速度が違っても自分自身が受け入れやすいのもあるのかもしれません。やはり、アジア人は身体が遺伝子的に小さいこともありますものね。

 

良いところ②

私の通っている場所のスタッフは、通い始めてから1年9ヶ月、変わっていないので、子どもの成長を一緒に見守ってもらえるし、成長具合を共感しやすいです。

 

娘が4ヶ月の頃からずっと成長を一緒に見守ってくれているので、本当に有難いです。シャイな娘にもいつも話しかけ、名前を覚えて呼んでくれます。おかげで娘も安心して接しています。娘はずーっと長い間人見知りなどもあったり、スタッフを気にしてはいるけれど恥ずかしかったりなかなかシャイで「ハロー」「バイバイ」を言うのもできませんでしたが、0歳の時からずーっと話しかけてくれて、名前を呼んでくれるスタッフに、ようやく2歳1ヶ月になって、シャイな素振りもみせずに「ハロー」「バイバイ」が言えるようになりました。帰り際に全てのスタッフに”ハイ・ファイブ”をして周ったりし、スタッフも見違えるほどの娘の成長に感激していました。

ジイジ・バアバは遠くの日本にいるため、なかなか会える距離ではないので、身近に一緒に成長を見届けてくれる人がいるのは、本当に有難いことだと思います。娘の為にも、私の為にも大切な存在です。

 その他、娘が通いだしてから一緒に通っている子はそれぞれの保護者がそれぞれの成長具合に感動したりします。歩けなかったのに、もう走っているねとか、話しかけてくれたり。子ども自身もよく会う人の顔を覚えているようです。

 

良いところ③

他の子どもに興味を持ち、一緒の空間で遊ぼうとします。

まだ月齢的に一緒に遊ぶことは難しいのですが、他の子どもに興味を持っています。タイミングが合えば、一緒に追いかけっこ的なことをしたり、手をつないだり、相手の動きを真似したりし、その子と一緒に笑ったり興奮しすぎて、叫んだり、言葉にならない宇宙語で会話をしたりしています。

娘と一緒に過ごして、娘を見ていて感じることは、毎日のように通っていたことで、新しい場所でもほかの子どもに興味を持ち、一緒に遊ぼうとします。

これが社会性なのか、娘の個性なのか。どちらにしても、嬉しく感じます。

 

良いところ④

英語に親しんでいます。

家と週末はほとんど日本語で過ごしていますが、平日は毎日のようにチルドレンセンターか図書館、教会のプレイグループに行っているので、娘は英語にかなりの時間触れています。(プレイグループや公園では、他の子どももいるので、私は娘には英語で話しかけることが多いです。)そのため、英語の話しかけも理解していますし、本人から出てきた単語は、英語日本語ミックスです。両方が分かっている単語もあれば、英語だけ、日本語だけという場合もあります。これは非常に興味深いな、と感じます。

HVの検診でもチルドレンセンターのスタッフにも言われていますが、英語社会のため、家では母国語を話すように言われています。そうでないと、本人がそうとう興味を持って話す努力をしないと母国語が話せなくなると聞いています。(私は、家でも英語で話してしまうこともありますが…。話せなかった子どもが、言っていることを理解してくれたり、自分自身で単語や言葉を発するのを聞くのは嬉しく、どちらかの言語で徹底的に、絶対に!とは、私は出来ません。)

保育園や学校に行きだすと、周りの環境は完全に英語になり、英語の環境で1日の大半を過ごすことになるので、今は英語を話さない、理解していなくても気にしなくていいと。母国語を大事にして下さいといつも言われます。

 

実際に、5歳の娘を持つバングラデッシュ人のママと話すと、子どもが英語でしか返答しなくなったと困っていました。また、週に15時間ナーサリーに通っている3歳の娘を持つ中国人のママも、子どもが日に日に英語でばっかり返答し、中国語で話しかけていることや内容を理解しているものの、心配していました。子ども自身も、英語の方が優位になり、単語が出てきやすいのかもしれません。

 

我が家の場合は、日本に帰国予定であり、英語を覚えてくれるならそれはそれで嬉しいので、ラッキーと思っています。(日本に帰国したら、日本語ばかりで、努力をしないと英語はすっかり忘れてしまうと思うので。)

そもそも、言葉が遅めの娘なので(もしかしたら、英語と日本語で脳が混乱しているのかもしれませんが)、日本語でも英語でも、どちらでもいいので単語を話してくれるのが親としては嬉しいものです。因みに、童謡を歌うのも英語で歌っています。来たばかりの頃は日本語の童謡も歌っていたのですが、図書館に通い始めたら英語の童謡ばかりなので、家でも英語の童謡ばかり歌っていました。よって娘は日本語の童謡はほぼ知らないに等しいと思います。泣 

私が思うに、幼児が発する言葉は日本語の単語よりも英語の単語の方がいいやすい音のような気もします。「車」「カー」ですし、「星」「スター」ですので。

 

*我が家は日本に帰国することが決まっており、今後は街でも家でも日本語中心になります。そのため、両親がそれぞれ別の言語を話す家庭や、日本語圏以外の環境に永住している家庭、バイリンガルを育てている家庭とは、言葉の不安要素やアイデンティティの要素の不安が違ってくると思っています。そのため、現在の娘の多少の言語の遅れは、日本に帰国したら解消されると思っています。

 

良いところ➄

メッシープレイや水遊びなど、自宅では片づけや掃除が大変なので避けたい遊びも、存分にやらせてあげることができます。

着替えは要必須ですが!笑

発達や好奇心にはやらせてあげたいとは思いつつも、後片付けを考えると面倒でなかなか家ではやらせたくはないですが、そういう遊びもしてるので、おおらかな気持ちで見守りながら、娘の気が済むまでやらせてあげることができます。

 

まとめ

親二人だけや一人だけで育てるよりも、周りの人、みんなに育ててもらい、成長を見守ってもらうことは大事なことだと思います。私の性格や価値観によりますが、精神的負担も少なく、娘にも刺激になっていいと思います。育て方の様々な意見を聞くことで、どの方法が娘にはいいか選択肢の中から実践できるからです。公園に親子2人きりで遊ぶのもいいですが、他の親子がいる方が、娘も楽しそうです。(一緒に遊んでいなくても)。実際に、ソフトプレイで遊んでいても、他の子どもが誰も居なくなると、つまらなくなるのか、遊ばなくなります。

 

面倒に感じる時も、遊びに行ってよかったと思います。他の子どもや大人を観察し、コピーをしたり、順番を待ったり、本当に娘は色々なことをチルドレンセンターを通して学んだと感じています。

 

学んだこと①

自立を促すことも大事!

娘は歩き出すのが遅く、1歳6か月でやっと歩き出しました。歩き出したら、その後は早く、先に歩き出しを始めた子どもよりスタスタと歩き、よじ登りもし、小走りもするようになり、歩き出してからの成長率が高かったです。

歩き出してからは、スタッフの1人に「自立を促すことも大事」と教わりました。歩き出したら、様々なものに興味をもち、自分で興味のあるものに歩いていく、遊びに行く、その時に保護者は真後ろにずっとくっついていく必要はない。子どもが見える範囲で子どもを見てみたらどうですか?子供は、不安になったりしたら親を呼ぶし、他の子に迷惑になる時は、近くにいったらいいんだよ。とのこと、そうすることで、子どもが自立しやすくなるし、親と分離されることにも慣れますよ。ナーサリーに行くときにいいですよ。と教えてもらいました。そこから、一緒に遊びたいというとき、抱っこをしてほしいときは娘に十分に甘えさせ、娘が興味を持って親元から離れて遊びに行くときは、遠くから見守っていました。赤ちゃんと幼児の狭間で、抱っこの日もあるけど、それはそれでいいんだよ。

 

*自分自身の子どもを見ていない親もいるから、ケガをさせない、しない等のためにも、例え自分の子どもを遠くから見守っていても、しっかりと子どもの行動を見ておくことは必要よ。とも言われています。

 

そうすると、徐々に娘は新しい場所、新しい人がいる場所でも、子ども同士の場所でもとても楽しめるようになり、人見知りもしないようになりました。

それまでは、他の子は愛想がいいのに、とか一緒に遊べているのにと思っていたけれど、子どものタイミングがあるんだなと思います。

 

学んだことは色々とありますが、自立が大事とのことは、私にとって忘れたくない印象深い学びでした。

 

NHSで子宮頸がん検査

イギリスでは、成人女性は3年に1一度子宮頸がんの検査があります。GP登録の時に、最後に受けた日付を聞かれ、3年は経ってないが日本で受けたとのことで、イギリスでも記録として受けたほうがいいわねとのことになりました。案内の手紙と簡単な冊子が郵送されてきて検査の日程予約をとるように記載番号に電話をかけて下さい。と書かれていましたが、検査を受けようと思うにも何となく恐怖を感じ放置。ネットで調べるもナースがするとのことでますます怖くなる。半年後くらい?再度案内の手紙と冊子が郵送されてきました!大事なことなので検査をうけるようにとのこと。NHSも意外とフォローが手厚い時もあるのだと感心しました。日程予約の電話をかけ、子連れだけどOKか聞くと預ける人がいないならOKよ!と、ホントに子ども連れに優しくて助かる。というより、連れていくしか選択肢がないのですが…。スカートが望ましいなど、手紙と一緒に郵送されてきた冊子には書いてあるものの、ズボンでも問題なくできました。ベビーカーに娘をのせ、おもちゃを渡し、いざ!泣いていたけど、ナースがあやしながらしてくれました。普通の検診用のベッドに、横たわって、お腹にペーパーの紙を置かれ(一応仕切り的な?かくしている的な?1枚紙があるだけでも安心感)、いたかったら言ってねと言われ、そして終了。3~6週間で手紙で検査結果が自宅に届きますとのこと。しかし、待てども待てども検査結果は来ない。2ヶ月だったところで、GPに電話してみると「ごめんね、検査がたまってて、でも時期に届くと思うから待ってて」とのことで、数日後に家に無事に結果がとどきました。娘の予防接種の時も思いましたが、ナースがやっても問題ないと感じます。むしろ、回数をたくさんしているため、手つきが慣れているのでナースの方がいいのではないかと思うくらい。日本も医師だけではなく、ナースに権限を持たせてナースがやってもいい気がします。

ベビーシネマ・子連れで映画鑑賞(娘8ヶ月)

ロンドンには、1歳未満の子どもを連れで行ける映画館があります。私もママ友たちに誘われ、ママ5人+ベビー5人で行きました。Picturehouse系列のBig screamで1歳未満の子連れと保護者のみが入れる映画館です。丁度、Incredibles 2が上映していたので、鑑賞しました。私たちはアニメを鑑賞しました。子どもが観るというよりも、大人のために子連れOKというスタンスなので、普通に大人向けの映画がたくさん上映されています。

 

後に調べてみると、ベビー連れ鑑賞の日は、音量が通常より小さめになっているなど多少配慮されているようです。

バギーは、上映スクリーンの部屋の前に置きました。

私達は一番前の席で通路に毛布を引いて寝かせたり、遊ばせたりしていました。人も多くはなく、1人で複数イスが使えるほど余裕があり、ベビー連れは荷物がどうしても多くなるのでその点が良かったです。授乳もその場でOK、お菓子やミルクをあげてもOK、上映中にベビーが泣いたり、ぐずってもお互い様です。あやすために抱っこで席の周りや通路を歩いても大丈夫。

日本人の私は、こんな大きな音で、大きなスクリーンで子どもへの刺激が強すぎるのではないかと心配でしたが、娘は関係なく自分のペースで泣き、授乳、そして寝たり、遊んだりしていました。

 

子連れで映画なんて夢のまた夢と思っていましたが、様々なサービスがあると感心します。結局娘が1歳になるまで、この1回しか行く機会がありませんでしたが、内容もしっかり観れて楽しい経験でした。

ベビーセンソリー・ロンドンで習い事(娘8ヶ月~12ヶ月(1歳))

ベビーマッサージで知り合ったママに、私の子が興味を持ったからあなたも娘と行ってみるといいわよ、と誘われ、家の近所でクラスがあったこと、実際にトライアルで行ってみて楽しかったので、結局2タームの期間通いました。

 

ベビーセンソリーとは、赤ちゃんの知覚、視覚、感触、聴覚等の刺激を目的としているセッションです。私は、習い事としてクラスに通いましたが、チルドレンセンターでもベビーセンソリーのセッションがあり、そこも通っていました。

 

暗闇の中でライトが光ったり、音楽に合わせてスティックやマラカスや鈴で音を鳴らしたり、野菜や果物を触って触感が違うことを知ったり、雑誌を破ったり、ペットボトルにパスタやお米をいれておもちゃにして遊んだりします。(チルドレンセンターでは、ライトがあったり、ペットボトルのおもちゃがあったり、鈴があったりしますが、遊ぶのは個人のペースで、一緒に何かを他の子どもとすることはありません。クラスでは、みんなで同じことを同じタイミングで先生がお手本になって、親と子どもと一緒にします。)

 

セッションでは、市販のおもちゃでなくても、家にあるものがベビーにとってはおもちゃになるということを学びました。台所にあるスプーンや、スポンジ、じゃがいもやペットボトル等、何でもおもちゃになります。子どもは、とにかく触り、口に入れてみたり、振ってみたりしていました。ベビーセンソリーのクラスは、習い事は0ヶ月~13ヶ月まで(新生児が来ていることもありました。)で、チルドレンセンターは18ヶ月まで限定でした(たぶん動けるようになると、子どもの興味対象が変わっていくからだと思います)。習い事の方は、13ヶ月以降のトドラーセンソリーのクラスもありました。検討しましたが、家から遠いので結局通いませんでした。

子どもにとっても、楽しかったと思いますが、親の私も遊び方を学ぶことができたり、他のママやパパたちと話ができる場所で楽しかったです。子どもが歩くようになる前は、きっと親の息抜きや気分転換のためにも習い事や地域の集まりがあるのではないかと思います。それらに参加することで、家にベビーと2人だけでいるよりも気分転換になっている人が多い気が個人的にはします。

 

*私は”wow world group”のクラスに行きました。日本では展開されていないです。

ドーチェスターホテルで優雅に子連れアフタヌーンティー

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ロンドンの思い出にと、ずーっと行きたかったアフタヌーンティーに行ってきました。まずは、どこのアフタヌーンティーに行こうか迷っていましたが、メイフェアにあり格式のある5つ星ホテルの「The Dorchester(ドーチェスターホテル)」に前日に予約をとりました。料金は、ドラディショナル・ティーで65ポンド(+サービス料)とかなり高額。ホテルなので、もちろん乳幼児にも開かれているのですが、騒がしい空間ではないので、きちんと静かに座れるようになってからの方が、周りに迷惑もかからずに、私達も2歳(2歳1ヶ月)の娘もお互い楽しめるかもしれないとは思いつつ、でも最後だし!本場のアフタヌーンティーだし!と理由をつけました。

 

予約

ネットで予約もできますが、2歳の娘も連れていきたかったため、電話で予約をしました。念の為2歳の娘を連れて行ってもいいか確認しましたが大丈夫でした。大人2名と子ども1名で11時から予約しました。電話では言われませんでしたが、ネットで見ていた時は2時間制とありました。

 

ホテル

当日は、玄関正面には素敵な車が沢山止まっていました。その中でも、水色の素敵なポルシェは通行人の目をひいていました。

 

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玄関に入ると、うっすらピンクのバラのお花で統一されていました。豪華!素敵!それだけでも、優雅な気分です。娘のバギーとコート類は、クロークに預け、席に案内されました。

トイレも綺麗で広く、黄色の胡蝶蘭も飾ってあり、素敵な空間でした。

 

アフタヌーンティー

とてもいい雰囲気で、豪華で、ソファーのある席です。娘にはハイチェア(ベビーチェア)を用意して頂きました。

娘は、持参した離乳食と食後のフルーツ、クッキーを2枚食べ、ちょうど娘の通常の昼寝の時間で、クッキーを食べながら寝はじめ?!ました。なんて素晴らしいタイミング。今日は家のベッドでもバギーの上でもないから、寝グズリして抱っこで寝かせるか、場所が違うからアフタヌーンティーが終わるまで寝ないかな~?なーんて思っていたのですが、まさか食べながら寝るなんて!!こんなこと0歳のとき以来です。笑 昼寝の時間になったのもありますが、ホテルの雰囲気が居心地よく、リラックスしたのでしょう。

ハイチェアから降ろし、ソファーに横たわらせてそのまま寝かせました。娘が寝はじめたのは、アフタヌーンティーを始めてから丁度1時間が経ったところで、サンドイッチと口直しのチョコレートデザートを食べ終わったところでした。残り時間も紅茶やスコーンとケーキがゆっくり楽しめる!!と私はうれしくてたまりませんでした。

 

サンドイッチは、おかわりOKです。食べ終わるとスタッフがおかわりいるか聞いてくれます。紅茶も種類によってはおかわりに1ポットあたり追加料金が10ポンドかかりますが、その他の種類は何杯でも無料でおかわりOKです。種類を変えることもできますよ。私は、ドーチェスターブレンドのアフタヌーンティーという紅茶を頼みましたが、アールグレイも美味しそうでした。また、グリーンティーのメニューも豊富で、玉露やフレーバーグリーンティーや抹茶の入っているお茶もありました。海外で抹茶人気がメニューからもわかりますね。

 

アフタヌーンティーのメニューは、サンドイッチ、口直しのお茶(フレーバージャスミン茶?)、チョコレートのデザート、スコーン、ケーキ4種類が楽しめました。

サンドイッチは、キュウリ、サーモン、卵、カレー風味(のなんだっけ?)、サラミでした。このサンドイッチがすごくすごく美味しい。旦那はお替りをしていました。

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隣の席の3人のおば様の話が聞こえてきたのですが、おば様の1人は、ドーチェスターホテルによく来る常連の方、他の2人は初めて、と会話していました。常連のおば様は「ここのサンドイッチは本当においしいし、おかわりができるわよ。後のスコーンやケーキを食べないでサンドイッチをひたすら食べてもいいくらいおいしいの!」と紹介していました。もちろんお隣の席の3人はサンドイッチをおかわりし、常連のおば様のみは、その後のスコーンやケーキのお皿はストップをかけたようで、運ばれても来ていませんでした。

 

フレーバーのジャスミン茶も美味しく、チョコレートのデザートも美味しかったです。プレーンとレーズンのスコーンは温かく、味自体は普通でしたが、クロテットクリームやジャム(特に自家製いちごジャムは甘みも控えめで◎)が美味しかったです。ケーキ類は、アールグレイ、柑橘系のムース、チョコレート、ティラミスでした。美味しいけど、甘かったです。お腹がいっぱい過ぎてスコーンもケーキも全ては食べきれずに残してしまいましたが、4種類のケーキの中では特にティラミスが美味しかったです。紅茶もおかわりしました。

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紅茶も美味しく、ゆっくりと落ち着いた時間が流れていて、優雅で贅沢な時間はあっという間に過ぎ、2時間たちお会計を済ませた時に、生演奏のピアノを聞き、タイミングよく娘は起床。娘は昼寝をしていたこともあり、騒ぐこともなく、私たちは楽しい贅沢な時間を過ごすことが出来ました。とても幸せな気持ちになれました。ありがとう、娘!!アフタヌーンティー後は、寒いものの晴れていて天気がとてもよかったのでハイドパークをお散歩し、電車に乗って帰宅しました。季節関係なく、今日も子連れ含めハイドパークは本当にたくさん人がいました。公園には水仙が埋められて、花が咲くのが楽しみです。あと2ヶ月ほどでロンドンは春を迎えそうです。楽しい満足な休日でした。

 

*ロンドンでは、高級レストランのディナータイム以外は、基本子連れでもOKな場合が多いです。予約時に一応確認すると安心ですね。ベビー/キッズフレンドリーの店員も多く、ハイチェアがあるお店がほとんどです。離乳食は確認しなくても持込みOKです。(それが普通だと思っていましたが、日本ではお店に事前に持込みOKか確認しないといけないようです。)

卵アレルギー(娘7ヶ月)

娘が7ヶ月の頃、初めてゆで卵の白身をあげたときにアレルギー反応が起こりました。顔は赤くなり、耳も指先もパンパンに腫れ、びっくりしながらも、急いでGPに電話。事情を話すと10分以内に来れる?すぐに来て、と予約を取ってくれました。

GPの評判は予約が取りにくい、待たされると噂に聞いていましたが、乳児に関しては早くに見てもらえ待たされることはありませんでした。(娘の場合は運がよく、予防接種も検診も待たされることはありませんでした。)

 

医師に診てもらう時は腫れも落ち着き、赤みも消えかかっていました。念の為と薬を処方され、5歳まではあげないようにと言われてしましました。白身をあげる前に、ゆで卵の黄身は卵1個分あげていたけどアレルギー反応は起こらなかったことも伝え、黄身だけは与えてもいいか聞いてみました。しかし、医師の答えは「あげないでほしい。」とのことでした。黄身に白身がついていることもあるので完全に除去はできないから、またアレルギー反応が起こることも考えられるからとのことでした。心配している私の表情を汲み取ってくれたのか、5歳まではあげないでほしいけれど、卵アレルギーになる乳幼児は多いし、年齢があがるにつれて食べれるようになることが多い品目の1つだから心配しすぎないようにね。と言ってくれました。また、卵アレルギーはHPで調べられるから、記事を見てね。とも言われました…。私は娘がアレルギー反応がでた時は、白身以外は何も与えていなかったので、卵の白身でアレルギー反応がでたということは確実でした。なので、原因がわかっているから専門機関には紹介しないと言われました。

かかりつけ医は専門でない医師の場合もあるから、困るなと思った瞬間でした。また、卵アレルギーはHPで調べられるから、記事見てね。と言われた瞬間。っえ?って思ってしまいました。それ、仮に私が診断したとしても言えるけど~。この一言で日本の医療システムは有難いなと感じた瞬間でした。専門ではないのでたいした診断はしてくれませんが、もう少しどうにかできないの?!と思っても仕方がないですよね。

 

日本では耐性をつくるために、アレルギーでも少しずつ食べさせるのが主流の今日、イギリスの治療は遅れているの?と思い、後日ママ友に話をしたところ、その子どもも卵アレルギーで専門機関に紹介してもらったようです。その時は、他のアレルギーも含め検査をしたとのこと。そのアレルギー専門科では、病院で卵の負荷試験的なものがあり、卵を入れたケーキなどを手作りで持っていき、病院で食べさせることをしている。と教えてくれました。かかる病院によって、診療内容が違うんだと思いました。

 

登録する、かかりつけ医選びは大事だなと思いました。何かあって受診したときに、専門家に紹介してくれるかどうかは、医師の判断によるからです。娘のアレルギーでは紹介してもらえませんでしたが、登録しているGPは担当医の対応がいいので、私はこのGPに登録していてよかったと思っています。

ベビースイミング (娘7ヶ月~)

ベビーマッサージで仲良くなったママさんに誘われて行きました。持ち物は水泳用のおむつと、水着とタオルのみ。娘はまだ授乳をしていたので、水泳の前と後に授乳をしていました。最初は、赤ちゃんがスイミングなんて着替えもあるしどうなるのか不安しかなかったのですが、これがとってもいい!娘は疲れてぐっすり眠ってくれるし、娘も楽しそうで私も楽しかったです。娘は体が丈夫なのか風邪を全く引かずに冬の期間も休まずに通うことが出来ています、有難いですね。因みに、スイミングが終わった後は、お腹がすいていることもあり、特に冬場は寒いこともあるからか、どのベビーも泣いていて、更衣室はあやす声と泣き声でいっぱいです。

クラスは2クラスあり、0~2歳未満クラス。2~4歳クラスに分かれています。

0~2歳未満クラス

童謡の歌に合わせて(歌いながら)、ベビーを泳がせたり、あげたり、水に潜らせたりします。また、アヒルのおもちゃやボールを投げて取りにいかせます。歌の途中でリズムに合わせて、ベビーの顔を水中に潜らせることもします(やりたい人だけ)。どうやら胎児の時の記憶があるとかないとか、とにかく年齢が低いと大丈夫のようです。水中に入れる角度と、水中からあげたら、笑顔で接する、楽しい雰囲気をかもちだすのがポイントだそう。娘も何度か挑戦しましたが、水中からあげるといつも怒っていました。子どもによっては、びっくりして何事もなかったような顔をする子や、泣く子、笑顔になる子など様々でした。大体、1歳を過ぎると潜らせない親が増えました、きっと子どもが色々と状況がわかるようになり、水中からあげると泣くことが多くなるからだと思います。

娘は8~9ヶ月の時と、1歳2ヶ月過ぎから、泣いたりしがみつくことが増えていましたが、そういう時期だと思い、休むことなく参加。泣いたり、同じ動きが出来ていなくても、特に気にされることもなく、気が楽でした。

時期だったようで、2~3ヶ月後にはプールが好きになり、プールを見ると楽しそうにしていました。他の子は機嫌が悪かったのか、最初の参加で不安だったのか、30分のプール時間、プールに入ったまま隅でずーっと泣いている子もいました。でも、特に誰も気にせず、そんな日もあるよね~程度。親も、そんな日もあるよね~的な感じで、翌週も普通に来ていましたし、翌週はその子どもは楽しそうにプールに入っていました。クラスは平日ですが、ママだけではなく、パパが参加していることもあり、両親で参加している人、祖母と参加する人がいるなど様々です。

2~4歳クラス

娘は2歳になり、2~4歳のクラスに参加するようになりました。上のクラスでは、水泳の自由度が上がり、浮き輪?をつけて親子で泳ぎます。最後の5分~10分はみんなで歌いながら、あげたり、下げたり、踊ったり。この頃は、スイミングが好きなようで、顔を水に自ら入れてみたり、楽しそうにキックをしてみたりしています。ボールやアヒルのおもちゃを追いかけたりもします。2~4歳クラスは父親での参加率がかなりあがり、半分がパパなので日本の感覚だと驚きます。話を聞くと、パパは在宅勤務でリモートワークで仕事をしていたり、週5のフルタイムではなく仕事を週に3日で残りは子守をしていたり、自営業、育休や専業主夫など様々のようです。

 

すごく楽しいのに、決まったエリアに住んでいる人は無料ですごい!と感じています。