Moe's diary

ロンドンでの子育て、日々感じたこと、学んだこと、記録

東ロンドンでの生活スタート

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(当時)3ヶ月の幼い娘がいるものの、同時渡航を希望していた私。乳児の飛行に関しては科学的実験は行われていないため真相不明ですが、渡英前に子どもにとって長時間の飛行は6ヶ月以降の方が望ましいとの話や、3ヶ月でも関係ないとの話を聞いたり調べていました。悩んだものの、私は旦那と一緒にロンドンに来るという選択をしました。日本では、おむつ交換して欲しい、お腹すいた、抱っこして欲しいという時以外はあまり泣きもせず非常に育てやすい子どもで、飛行機も心配ないと思っていました。しかし、実際は最初の2~3時間を過ぎたあたりからグズリはじめ、授乳の時以外は、途中で寝ることも休むこともなく、着陸まで泣き続けていました。あやすことになれていない私達は、あたふた。途中CAさんに励ましの声かけ、イギリス在住の日本人のおばさんに娘を抱っこしてもらったりと、周りの人々に支えられ優しさに触れながら、無事にロンドンに到着しました。宿泊施設までのuberの中で娘は爆睡。娘の体力にあっぱれ!な体験でした。

 

日本人の間では治安が悪いと評判の東ロンドン。私の生活は、そこで始まりました。 

旦那の職場は東ロンドン。到着後、物件を探しながら職場にも顔を出さなければならないため、東ロンドンでAirbnbを通して民泊しました。1週間の民泊生活のエリアは、イスラムの人ばかり。街は、本当にイスラムの人しかいないのではないか?というほど、他の人種を見ませんでした。街で聞こえるのも英語ではない言語。イギリスでもない異国の地に来た感じでした。

 

物件を探すときの候補地は、職場から近い場所で検討しました。 

私自身が学生時代も社会人時代も通勤時間が短かかったため、通勤時間に時間をかけることに理解をしにくく、少しでも通勤時間を短くし1分1秒早く帰宅し娘と接して欲しいと希望していたため、東ロンドンで物件を探しはじめました。また、娘がまだ小さく学校の心配がなかったことも東ロンドンを選べた理由の一つになります。日本では事前にRightmoveで調べてエリアの候補地をみて、いくつかは事前に連絡をとり、残りはロンドンに着いてから連絡をし連絡がとれたところ数件の物件をすぐに見に行き、無事契約。フラット(家)は民泊していた場所とは違い、EU圏内の人、東欧人、黒人、アジア人(アジア人は少なめの印象)、イスラム人とMIXされまくっているエリアです。雑多な感じ。住んでいるエリアは、きっと日本人が想像するロンドンの生活より、いっそう現地感があり、現地の空気を味わえます。

 

この地域は、ロンドンオリンピックの会場もあり行政の再開発エリアとなっています。全力で再開発しており、いたるところで工事が行われています。シティ、カナリーワーフに続き、第三のエリアを目指し、マンションもたくさん建設され、将来的には大学やBBCなどのメディアも移転し、商業施設も増えるようです。再開発が進んでいる場所は大きなモールもあり、治安もいいです。ですが、その駅の反対側のエリアが私の生活エリアです。私のフラットは非常に駅に近く大通りにも面してまだいいのですが、街の雰囲気はガラッと変わり、より一層ディープな世界を楽しめます。たかが駅を挟むだけなのに、治安は一機に悪くなったと感じるでしょう。ただ、子どもの生活時間に合わせて行動し、雰囲気の悪い場所には行かないので危険は感じていません。しかし、最も近い公園はドラッグの売買が行われていたり、生活圏内で殺傷事件があったりと治安はいいとは言えません。(しかし、最近のロンドンはどこの地域でも殺傷事件が増えており、治安がいいと言われている西側のエリアでも殺傷事件や強盗があったりするのでそれほど危険すぎるというわけではないと思います。)

街はショッピングモールがあり、スーパーマーケットも何か所もあり中華系スーパーも近く、交通機関もとても便利で行政の子育てサポートやプレイグループは非常に充実しており、公園も多く、魅力的な部分もたくさんあります。様々な国の人との出会いも多く、私は、東ロンドンのこのエリアに住んでよかったと思っています。